社会人1年目は何もわからない状態です。会社が最初は教えてくれますが、会社規模で教えてもらえる内容は変わってきます。なので今回は社会人1年目の時に学んでおくと今後役に立つことをまとめていきたいと思います。
結論から話す
報告書・日常のメール・メモ書き・上司とのやりとりを結論から言うことです。
メリットは物事がシンプルで明確になることです。
結論から話す方法としてPREP法があります。
これは、Point=結論、Reason=理由付け、Example=具体例、Point=結論の繰り返しで締める
これを繰り返し意識してできるようになります。
「数字」で語る
数字で語るとは、事実を伝えること。自分の経験談や言葉ではなく、動かせない事実。それが数字です。人を納得させるために数字を上手く使い、事実として伝える。感覚で物事を伝えても相手は納得できないときがあります。
相手を理解してそこに合わせていく
相手に理解できるように伝えるのに大事なのは相手に合わせること。人によって価値観、伝え方のクセ、普段使う言葉が違います。相手を理解してその人の土俵で伝えることです。
つまり、相手を理解し、徹底的に相手の土俵に合わせて伝えること。相手の言葉、考え方、伝え方のクセに合わせて伝える。文章などは相手の用いるフォーマットで作成する。
相手の期待値を把握する
ビジネスの上で大事なことがあります。それは相手の期待を超えることです。相手の期待を超え続けることが基本です。では、どうしたら超えれるか。まずは相手の期待値を把握することです。ここがわからないとどれくらいの成果を出してら良いかわかりません。求められていないことをしても意味がありません。求められていないことに時間を使っても誰も評価なんかしません。
相手が何を期待しているか正確に把握する。そして相手が期待する中身がわかったらそこを絶対に外さない。相手の期待値以上の成果を出す。それを繰り返す。
また、報連相も社会人の最初に学ぶと思いますが、これも期待値を超えるという意味では大事なことです。報連相の目的は上司と部下が仕事の目的と内容について、「共通の理解を得る」ということです。
上司の期待値を把握できるツールとなるのです。そのために上司から仕事を受ける時に確認するべきポイントは、その仕事の背景、具体的な仕事の成果イメージ、クオリティ、優先順位・緊急度です。
情報量を増やし自分の意見を持つ
若手のうちはたくさんの情報を集めて満足している人がいます。けど大事なのは情報を集めるのではなく、情報から何を感じ自分がどう思ったのかが大事です。ビジネス能力を向上させるのは情報量ではないです。考えること。そして自分の意見を持つこと。
議事録書きをマスターすること
新人の定番の仕事に議事録書きがあります。議事録とは、
1.決定事項、確認事項を書き、関係者に確認し、決定するためのもの。
2.決定事項を書いて、後日のための証拠に残すためのもの
大事なのは、決定事項のほかに、決まらなかったこと、確認が必要なこと、次までにやっておくべきことを書くこと。
これを簡潔に正確に整理されて書かれていたら完璧です。
約束したことを必ずやり遂げてくること
仕事で約束したことは必ずやり遂げること。これは信用につながり次のチャンスを広げることになります。注意が必要なのは、がんばることに満足しない。社内の上司の評価に満足しない。仕事の成果に対して満足する。常に自分が貢献する相手に対してやり遂げること。