銘柄名から予測しよう
コーヒー豆を選ぶ際目安になるものの一つが銘柄だと思います。
でも、グアテマラSHBやコロンビアスプレモなどとさまざまなパターンがあるので豆選びが難しくなっていませんか。
銘柄名の付け方に決まりがないので、すべてに当てはまるとは考えることはできないですが、
ポイントさえ押さえれば大体のクオリティや味の傾向がわかります。
コーヒー協会が定める4つの区分があります。
ローグレードコーヒー<コマーシャルコーヒー<プレミアムコーヒー<スペシャルティコーヒーがあります。順を追って解説します。
1.スペシャルティコーヒー
生産履歴が明確かつ高品質な豆でカッピングにより高評価を受けたもの。高質な風味を特性を持つ、飲んで美味しいコーヒーです。
2.プレミアムコーヒー
生産地域や農園、品質が限定された高品質な豆。
3.コマーシャルコーヒー
産地規格で流通する、最も一般的な比較的質のよい豆。コモディティコーヒーともいう。
4.ローグレートコーヒー
安価なレギュラーコーヒーなどに使われる豆。
生産国の格付けによるコマーシャルコーヒー
最も流通が多いコマーシャルコーヒーですが、生産国が選別・格付けして出荷したものです。
グレードの規定は国によってさまざまですが、おもに3つの方法があります。
産地の標高
栽培地の標高が高いほど、品質が優れているとされています。
この方式を採用しているのがメキシコやグアテマラです。
スクリーン
これは豆のサイズをさします。コーヒー豆が大きいほど高品質とされ、これを採用しているのがコロンいあです。
欠点数
異物や欠点豆の混入率で判断します。
農園名や品種名まで付くコーヒー
プレミアムコーヒーやスペシャルティコーヒーは産地が明確化されているので、
農園や特定地域の名前が入ることが多くあります。
例えばパナマ・サンタ・テレサ・ゲイシャ・ハニーを分解すると、
パナマ=国名
サンタ・テレサ=農園
ゲイシャ=品種
ハニー=生産処理方法
最後に
嗜好品の一つのコーヒーたくさんの知識を増やすことで自分の好みに合うコーヒーが見つかると思います。今後もコーヒーの情報を定期的にアップしていきます。